ピアノ教室で実施されるレッスン内容とは？

ピアノ教室で実施されるレッスン内容とは？

ピアノ教室でのレッスンの一番の基礎はリトミックです。
これは音楽に触れ合いながら体を動かせるもので、さまざまな教材を使って楽しくすることで、リズム感や音感が自然に身につきます。
最初にピアノに触れるのは、講師の人が弾いた指の動きを真似するレッスンで、記憶力や集中力が高まり、あたかも自分で弾いたようなイメージになるので、2歳くらいの子供さんからシニアの方まで効果のある方法です。
基礎的なものを学ぶ内容は他にも正しい指の形や動きを学習します。
楽譜を読む力を学ぶのもこの時で、これからレッスンを受けるために必要な基礎を取得します。
目で見た楽譜を読んで脳で理解し、それを指に伝えることができるようになり、これが把握できると後はテクニックだけです。
実際にピアノを弾くレッスンでは、基礎的な練習曲を弾きます。
内容はあらゆる指の動きをマスターできる曲で、ピアノ教室で繰り返し何度も弾くことで、どんな曲を弾いても自然に指が動くようにレッスンします。

上達したいならピアノ教室にただ通うだけでなく復習が大事

自身で通う方はもちろん、お子さんを通わせたい親御さんが気を付けておきたいのがピアノ教室にただ通っているだけではなかなか上達しないという点です。
レッスンでは基本的な姿勢や練習方法、曲をこなすためのポイントを説明・解説するのが主体となります。
授業内で特定の箇所が弾けるようになるのは一時的なものであり、レッスン後に復習をすることでやっと身体に定着します。
ピアノ演奏は指や腕、肩など身体操作が重要な鍵となっておりそういった面ではスポーツと非常に似ていると言えるでしょう。
ピアノ教室で習った身体の操作を、家でも復習して定着させる必要があるという訳です。
加えてレッスン中に教わったノウハウや曲の雰囲気は、2日後・3日後と時間が経つごとに忘れていきます。
そういった大事なコツや方法を忘れないためにも、毎日の反復練習が大事という意味合いです。
またビギナーのうちは1日練習しなければ、2日分テクニックが後戻りしてしまうとも言われています。
レッスンで身に付いた身体操作や曲の大事な箇所の定着、テクニックの後退防止のためにも短時間で良いので出来れば毎日反復練習を続けることが大切です。